

「プロゲーマーになるには、どうすればいいの?」
「ゲームで強くなればプロゲーマーになれるの?」
「プロゲーマーやプロチームの人に聞きたいけど、聞ける人がいない、、、」
こういった悩みを解決します。
本記事の内容
記事の信頼性
記事を書いている僕は、「レインボーシックスシージ」というFPSゲームタイトルで国内大会2位を経験。
「Crest Gaming」というプロesportsチームに所属していました。
読者さんへの前置きメッセージ
本記事では「これからプロゲーマーを目指す」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「プロゲーマーとはなにか、プロゲーマーまでの準備、プロゲーマーになる方法」がわかるようになると思います。
僕は選手を引退しましたが、アマチュアチームでコーチをしています。
そして、今でもゲームやesportsの動画を見ています。
引退した僕でもesports業界を盛り上げられることってなんだろう。
こう考えたときに、この記事を書こうと思いました。
プロゲーマーになって、僕と一緒にesports業界を盛り上げましょう!
プロゲーマーとは

プロゲーマーの定義は結構あいまいです。
なので、プロゲーマーの定義付けをします。
この記事でのプロゲーマーの定義を「ゲームを通じてお金を稼いでいる人」とします。
プロゲーマーには大きく分けて2種類あります。
- 選手
- ストリーマー・動画配信者(YouTuber等)
ストリーマーと動画配信者の両方をやっている人が多いので、今回は1つにまとめました。
では、2つの違いを見ていきましょう。
選手
選手は「大会に出場する人」を指します。
一般的には「esports選手」と呼ばれます。
活動内容
- 大会出場
- チーム練習
- イベント出演
収入
- チームやスポンサーからの給料
- 大会賞金
- イベント出演料
ストリーマー・動画配信者
ストリーマーは「ライブ配信を行っている人」を指します。
動画配信者は「YouTubeなどで動画投稿をしている人」を指します。
活動内容
- 配信
- 動画投稿
- イベント出演
収入
- 広告収入
- 投げ銭
- チームやスポンサーからの給料
- イベント出演料
プロゲーマーまでの5つのステップ

プロゲーマーになる準備段階として5つのステップを紹介します。
- 環境を整える
- SNSを育てる
- スキルアップする
- アマチュアチームに入る or 作る
- 大会に出場する
それでは見ていきましょう。
環境を整える
まずは環境を整えましょう。
スマホアプリでプロを目指す場合はスマホだけでオッケーです。
PCでプロを目指す人はこれから紹介するモノを用意しましょう。
一応、僕の使っているモノやオススメの商品も載せておきます。
PC本体
- ゲームを快適にプレイ
- 配信
- 動画編集
これらをするにはスペックの高いモノを要求されます。
安いモノでもできなくはないですが、支障をきたすことが多いです。
なので、最初からいいモノを買いましょう。
↓オススメのPC
モニター
モニターにはHz(ヘルツ)とms(ミリセカンド)という単位があります。
2つをざっくりと説明します。
Hz:周波数の単位で、モニターにおいては「リフレッシュレート」を表します。
数値が高いほど、1秒間に表示できる画像の枚数が増えます。
画面はパラパラ漫画のように異なる画像を連続で表示して動画にしています。
1秒間に表示できる枚数が多いほど、動画は滑らかになります。
ms:1000分の1秒のこと。モニターにおいては「反応速度」のことを言います。
応答速度とは、画面上のドットがある色から他の色へと変化するまでの時間のことを指します。
応答速度が短いほど、モニター画面の移り変わりスピードが速くても、残像が少なくなり滑らかになります。
基本的に144Hz以上、1ms以下のモノを買えばオッケーです。
↓オススメのモニター
デスク
デスクは「120cm × 60cm」ぐらいのモノを買っておけばオッケーです。
狭すぎるとやりにくいので気をつけましょう。
↓オススメのデスク
チェア
チェアは安いモノもありますが、高いモノをオススメします。
理由は、以前安いモノを使っていて腰が痛くなったからです。
活動は長時間座りっぱなしなので、腰に負担がかかります。
安いモノだと、座る部分がカタいのでホントにキツイです。
高いモノは座りやすかったり、腰への負担が少ないです。
なので、高いモノをオススメします。
↓オススメのチェア
キーボード
キーボードはゲーミング用を買いましょう。
キーボードには軸というものがあります。
軸によって、押したときの音や軽さが違います。
基本的な軸の種類は青、茶、赤です。
青→茶→赤
右にいくほど押したときに軽くて静かです。
僕は銀軸を使っています。
銀軸は赤軸の反応早いバージョンです。
↓オススメのキーボード(テンキーレスタイプがオススメ)
マウス
マウスはゲーミング用を買いましょう。
マウスは手のサイズ、持ち方によって選ぶマウスが変わってきます。
実際にお店に行って、持ってみることをオススメします。
色々な種類のマウスを持ってみて、しっくりきたモノを買いましょう。
マウスパッド
マウスパッドはゲーミング用を買いましょう。
マウスパッドはハードタイプとソフトタイプの2種類があります。
ハードタイプはプラスチックのモノが多いです。
ツルツルしているので、動かしやすく、止めづらいです。
ソフトタイプは布でできています。
少しザラザラしているので、動かしにくく、止めやすいです。
プロゲーマーのほとんどはソフトタイプを使っています。
なので、ソフトタイプを選んでおけばオッケーです。
↓オススメのマウスパッド(ソフトタイプ)
マウスバンジー
無線のマウスを買う場合は必要ないです。
マウスバンジーは、マウスの線を引っかけて、動かしやすくするモノです。
マウスバンジーなしでは、デスクに引っかかって操作しづらいので、買った方がいいです。
↓オススメのマウスバンジー
ヘッドセット or イヤホン
ヘッドセットかイヤホンのどちらかを買いましょう。
僕の場合はイヤホンを使っています。
ヘッドセットを長時間つけていると、耳が痛くなるので、個人的にはイヤホンをオススメします。
↓オススメのイヤホン(有線リモコンなしがオススメ)
↓オススメのヘッドセット
マイク
ヘッドセットにマイクがついている場合は必要ありません。
僕はイヤホンなので、マイクも買いました。
マイクは安いモノでオッケーです。
僕は安いマイクを使っています。
↓オススメのマイク
あると便利なモノ
- 2枚目のモニター
- モニターアーム
- マイクアーム
- サウンドカード
こちらは最初に買わなくてもいいと思います。
ですが、今後買う可能性もあるので、一応載せておきます。(僕は全部買いました)
SNSを育てる
SNSを育てましょう。
簡単にいうと、フォロワーを増やすことです。
ゲーム関係はTwitterでオッケーです。
フォロワーを増やすことで、自分を宣伝できます。
宣伝をすることで、プロチームへの勧誘やスポンサーの獲得に繋がることもあります。
SNSのフォロワー数によって、給料が上がる場合もあります。
SNSは他のステップをこなしながら、少しづつ増やしていきましょう。
※注意:反感を買うような投稿、宗教や政治への言及、差別、暴言などはやめましょう。
SNSの育て方
あなたがSNSでフォローする人はどんな人ですか?
- 興味がある人
- 知識やノウハウを発信している人
- 仲がいい人
- 面白い人
多分こんな感じだと思います。
SNSを育てるために、次のようなことをしましょう。
- 大会などで有名になる
- 知識やノウハウを発信する
- 面白い動画や配信を提供する
- 面白いツイートをする
これを徹底しましょう。
スキルアップする
選手やストリーマー・動画配信者で必要なスキルが変わってきます。
あなたが目指すモノのスキルアップをしましょう。
選手
大会で勝つためのスキルを向上させましょう。
- 操作
- ゲーム性の理解
- 戦術の理解
- 小技
- コミュニケーションスキル
これらはゲームを多くの時間プレイする、上手い人の動画を見ることで向上できます。
ストリーマー・動画配信者
多くの人が興味を持ってもらえるようにスキルを向上させましょう。
- 魅せるプレイ
- トークスキル
- 編集技術
これらは人気のストリーマー・動画配信者を参考にしましょう。
※パクるのはダメです。
アマチュアチームに入る or 作る
基本的に最初からプロチームに入ることはできません。
なので、アマチュアチームに入る or 作りましょう。
選手
- チーム戦の練習
- 大会への参加
これらが可能になります。
ストリーマー・動画配信者
入らなくても問題ないですが、入るとメリットがあります。
「○○チームのストリーマー・動画配信者だ!」と認知されやすくなります。
大会に出場する
これは選手を目指している人だけでオッケーです。
大会に出場して結果を残しましょう。
プロチームは国内でも上位のチームです。
上位レベルまでたどり着けなければ、プロにはなれません。
厳しいですが、プロは実力主義です。
結果を出すことは大変ですが、あきらめずに頑張りましょう。
結果を出せればプロレベルです。
僕は結果を出すのに1年くらいかかりました。。。
いざプロゲーマーへ

ストリーマー・動画配信者はプロチームに入らなくても、収入を得ることはできます。
ですが、プロチームにはメリットが多いので入ることをオススメします。
プロゲーマーになる方法は3つです。
- チームごとの移籍
- 個人の移籍
- スポンサーをつける
チームごとの移籍
これは基本選手です。
新しいゲームタイトルに参入してくるプロチームは、アマチュアチームを吸収することがあります。
そのときに結果を残していれば、プロチームから声をかけられます。(募集に応募する場合もあります)
そして、プロチームに入ることができます。
僕はこのパターンでした。
個人の移籍
プロチームが足りない選手を補う場合、ストリーマー・動画配信者がいない場合に声をかけられることがあります。
このパターンは結構多いです。
スポンサーをつける
これは難易度が高いです。
アマチュアチームで結果を出したときに、企業に営業をして、スポンサーを獲得します。
このパターンは、ほとんど見たことがないので、オススメしません。
まとめ
プロゲーマーとは
- ゲームを通じてお金を稼いでいる人
- 選手とストリーマー・動画配信者がいる
プロゲーマーまでの5つのステップ
- 環境を整える
- SNSを育てる
- スキルアップする
- アマチュアチームに入る or 作る
- 大会に出場する
いざプロゲーマーへ
- チームごとの移籍
- 個人の移籍
- スポンサーをつける
この記事を参考にして、プロゲーマーになって、僕と一緒にesports業界を盛り上げましょう!
というわけで、今回は以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。